歴女ライターが大河ドラマ麒麟がくるをおすすめしたい理由!

Sayulist(さゆり)自己紹介

こんにちは。「サユリスト.com」という、雑記ブログを運営しているSayulist(さゆり)と申します。
私のブログは、90年代の音楽、東京オススメスポット、国内外の旅行記、
織田信長を中心とした歴史ネタ、フランスワーホリ日記などを綴っていますが、
2020年は、大河ドラマ「麒麟がくる」のレビュー記事に力を入れています。

今回は、はぐまつさんに「信長大好き歴女」の視点から、「麒麟がくる」の魅力をお届けしていきたいと思います。

信長好きだけど、光秀も好き!?

先述した通り、筆者は大の織田信長ファンです。

信長への片思いは小学校高学年の歴史マンガを読んだ時から始まり、
以来一貫して「歴史上の人物で一番好きなのは織田信長」と胸を張って言えるぐらいの信長好きです。
どれぐらい信長が好きかというと、自分で「信長ゆかりの地ツアー」を計画し、
一人で安土・岐阜・愛知を旅行するぐらいののめり込みぶりです。

【信長ゆかりの地ツアー 安土編】安土城跡 文芸の郷 安土総論の寺
【信長ゆかりの地ツアー 岐阜編】岐阜城 崇福寺 円徳寺 
【信長ゆかりの地ツアー 愛知編】清州城 熱田神宮 桶狭間古戦場跡

「そんな信長好きなのに、信長を死に追いやった光秀は憎くないのか!?」と思われるでしょうが、
答えは「否」です。

確かに、子どもの頃は志半ばの信長を自害させた光秀が憎くてたまりませんでした。
「本能寺の変がなければ・・・」と”if”を唱える信長ファン、歴史ファンは多いことでしょう。

でも、考えてみてください。
考えれば考えるほど、「本能寺の変」があったからこそ、信長の人生は完璧な形で完結していると思いませんか?

本能寺の変と信長

「「本能寺の変」があったからこそ・・・

◎信長はかっこよく若いままの姿で人々に記憶される。
→ドラマやマンガで、おじいさんになった信長は見たことないですよね?

◎信長が愛した敦盛「人間50年・・・」に符合した人生を全うした。
→信長の享年は、数え年49歳。

◎信長は人々に同情され、愛され続ける。
→非業の死を遂げたからこそ、なおのこと人々から愛されます。

◎信長の死はミステリーとなり永遠に人々に語り継がれる。
→「信長の遺体や骨は見付からなかった」と言われることから、信長への興味は尽きないままです

そんな理由から、本能寺の変を起こして信長の人生を終わらせた光秀を憎めないのです。
(どちらかというと、信長亡き後信長の子孫らを追い落とし、天下を手中に収めた秀吉や家康の方が嫌いです。)

この度、初めて明智光秀を主人公にした大河ドラマ「麒麟がくる」が始まるということで、
私は明智光秀をどう描かれるのか注目しています。
光秀がどのように成長し、主君・信長と対峙し本能寺の変に駆り立てられていくのか、
その経緯を一年かけてじっくり見守っていきたいと思っています。

脚本家・池端俊策氏が光秀を選んだ理由

「麒麟がくる」は、
1991年の大河ドラマ「太平記」の脚本を書いた池端俊策氏が、
再び脚本を手掛けたという点も注目されています。

まず、池端氏はNHKから「戦国時代の前史を描いてほしい」というオファーがあり、
「太平記」で足利尊氏を書いたので、次は最後の将軍・足利義昭周辺のドラマを書きたいと思ったそうです。

義昭と関係が深い人物といえば織田信長ですが、信長は散々大河ドラマで取り上げられてきたので断念。
「「国盗り物語」(1973年の大河ドラマ)で一度やったけれども、斎藤道三はどうか?」という打診も、
斎藤道三は早く亡くなってしまうのでしまうのでボツにしました。

「それならば、明智光秀というのもありますね。」と言われて、前から光秀は書いてみたかったし、
信長と義昭を繋げたのは光秀という説も後押しし、池端氏はその案を採用。
そのような経緯から、脚本・池端俊策の「麒麟がくる」が誕生しました。

太平記での室町幕府の終焉

◎「太平記」で室町幕府を誕生させた池端氏がどのように室町幕府を終わらせるのか

◎謎に包まれた光秀の前半生をどのように描くのか

◎光秀が道三、信長、その他数多いる有名武将とどのように関わっていくのか

◎光秀を本能寺の変への狂気に駆り立てたものは何か

・・・見どころが多すぎて、「麒麟がくる」への興味は尽きません。

一般的な光秀のイメージを打ち砕く

「本能寺の変」のイメージが強すぎて、
今までの光秀は「猜疑心の強い裏切り者」というマイナスな人物像で捉えられがちでした。
そんな光秀像の下敷きとなっている『信長公記(しんちょうこうき)』は信長側からの視点だし、
江戸時代に書かれたものは徳川側から見た光秀であり、
これらの資料や文献は「光秀は逆賊である」という大原則から成り立っています。
池端氏は、「これまで人々が抱いてきた光秀像を払拭し、
美濃の名もなき少年が戦国という乱世に躍り出し、
迷いながらも力強く生きていく姿を書いていく」と述べています。
光秀が史実に出てくるのは40代になってからなので、それまでの成長譚をどのように描いていくのかが楽しみですね。

信長の猜疑心の原因が明らかに!?

最後に、筆者が「麒麟がくる」で楽しみにしている信長の話を書いて締めくくりたいと思います。
池端氏はインタビューで信長について以下のように語っています。

池端氏が語る信長とは

>「 信長という人物は散々描かれていて、スーパーヒーローですけれども、弟殺しをやっていますよね。
>母親は信長の弟・信勝を大事にしていて、信長が信勝を殺そうとした時に命乞いをしたことも残っているんです。
>権力争いでやむを得ず殺すこともありますが、家族を殺すということですからよほどのことがあるわけで。
>母親から愛されなかった男の子というのは、なんとなく想像がつくんです。
>コンプレックスの裏返しとして異端児のようにふるまう、つまり不良少年ですね。
>そういうふうに幼児期を育った暴れ者だと考えると、気持ちが繊細な人だろうと思います」

この言葉から、後年語られる信長の異常なまでの猜疑心は、
マザーコンプレックスから端を発しているという解釈になりますね。
長年信長関連の著書を多数読んできた筆者も、この解釈には強く同意します。

信長の母・土田御前役を演じる壇れいさんはインタビューでこのように語っています。

檀れいが語る信長とは

> 監督にはじめてお会いしたとき「信長をいじめてください!」と言われました。(笑)
> 私が演じる土田御前は、同じ子どもでありながら弟の信勝ばかりをかわいがり、信長とは距離をおいて接します。
>そんな母の態度が、信長の人間形成に暗い影を落としていくことに・・・。
>信長役の染谷将太さんは、とても感受性豊かな役者さんなので、回を重ねながらどんな信長像にたどり着くのか楽しみにしています。
>そのためにも、母親役としてどんどん染谷くんを追い詰めていきたいと思っています(笑)。

檀れいさんは過去にも「男性をいじめる美しい姫役」を演じており、
大河ドラマ「平清盛」で鳥羽天皇をないがしろにする妃・璋子役が圧巻でした。
私は鳥羽天皇役の三上博史さんの大ファンなので、
毎回璋子に振り回され三上さんが苦悶の表情を浮かべるのを楽しみに「平清盛」を見ていました。(ドSですみません)
きっと今回の「麒麟がくる」でも、壇さんは息子信長を悩ませる美しい母親役を熱演されることでしょう。

そういう点では、繊細で傷つきやすい少年・信長役を染谷将太さんが演じるのはピッタリだと思います。
マザーコンプレックスに陥った信長少年がどのようにこじらせ男子になるのか、また新妻・帰蝶に愛されることで信長のこじらせ度は軽減されるのか(完全には治らないと思われますが)、
信長ファンとしては、信長が周りの女性の影響でどのように人格形成されていくのか、その過程を見ていくのも非常に楽しみであります。

今からでも間に合う「麒麟がくる」

以上、信長好き歴女の視点から「麒麟がくる」を期待する理由を述べてみました。
「そんなこと言っても、もう放送始まったしな~。」という方も、ビデオ・オンデマンドで初回から見るという方法があります。
「そんな時間ないよ。」という方は、私が書いた「麒麟がくるネタバレあらすじ記事」をご覧いただければ、放送済みの回の復習ができます。

【麒麟がくる 第一回】ネタバレ 感想 タイトルの由来が明らかに
【麒麟がくる 第二回】ネタバレ 感想 道三のマムシっぷりがお見事 
【麒麟がくる 第三回】ネタバレ 感想 ツンデレ姫帰蝶が可愛すぎる

画像も豊富に載せているのでドラマのイメージがつかめますし、
歴女の視点から時代背景や登場人物のエピソードまでわかりやすく解説しているので、歴史に詳しくない方も楽しめる内容となっています。
2020年は日本中が注目する大河ドラマ「麒麟がくる」を是非お楽しみください。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


* (上の枠内表示の4桁の英数字)