お薬の使い方

お医者さんに出してもらったお薬は、その指示通りにきちんと与える事が大切です。

でも赤ちゃんは、嫌がって泣いたり暴れちゃったり、与え方もなかなか難しいですね。

コツを覚えて上手にあげましょう。

【 粉  薬 】

大人と違って子供は粉薬が苦手です。小さなお子さんはむせてしまう事も。

小さな器に少量の水で溶いて、きれいに洗った指先でお口の中にササッと塗ってしまいます。

このとき舌には塗らないで、上あごや内ホホに塗るのがポイント。舌にお薬が触れると嫌がって出してしまう事があります。

飲めたら赤ちゃんの好きな飲み物(果汁やミルクなど)を飲ませてあげましょう。

果汁に溶かしてあげる事もできますが、たくさんの飲み物に溶かすと飲みきれず残してしまう事もありますから注意しましょう。

【 塗 り 薬 】

赤ちゃんは湿疹も多く、意外と塗り薬の出番が多いですね。

塗り薬には、軟膏・クリーム・乳液などがありますが、いずれもお医者さんの指示通りの回数をきちんと塗るのが大切です。

1日1回ならお風呂あがりが効果的です。2回なら朝着替えるときも追加します。

塗る人の手もきれいにしておきましょう。

皮膚に刺激を与えないよう優しくサッと塗ります。良く効くようにと摺り込むような事はしないで下さい。

また薬をベタベタと厚塗りする必要はありません。薄く塗るのが基本です。塗る量が分からない場合、大人の人指し指先端の1関節分の長さの薬で、大人の両手の広さの面積が塗れると覚えておくと目安になります。

肌をきれいにしているのも大切です。石鹸をしっかりと泡の状態にしてスポンジやタオルは使わずに、その泡と手で優しく洗ってあげましょう。水分を剥き取るときもこすらずにタオルで優しく抑えるようにします。

【 眼 薬 】

赤ちゃんの小さなお眼目に目薬を入れるのはなかなか難しいものです。しかも、じっとしていてくれないのですから。

赤ちゃんが安心できるようお母さんの膝に寝かせてあげます。動きが激しいようなら両膝の間に赤ちゃんの頭を固定するのもいいでしょう。

薬はボタボタとたくさんさす必要はありません。1滴きちんと入ればOK。アッカンベーの状態で下瞼の目頭よりに落します。そのあと下瞼を押してまばたきさせてあげます。

このとき容器の先端が赤ちゃんの瞼やまつ毛に触れない様に気をつけます。触れたところからお薬に雑菌が入ってしまいます。

【 座 薬 】

座薬も乳幼児には出番の多いお薬です。

嘔吐している時など口からお薬が飲めないときでも与える事ができ、胃腸への直接刺激もありません。

 座薬の先端を指でなぞり角をなくします。少量のワセリンやハンドクリームをつけるとスムーズに入ります。

赤ちゃんを仰向けに寝かせ、足がばたつかないように片手で上から押さえ、肛門に座薬を入れます。座薬が出てこないように薬が隠れるまで指で押入れ、その後も1分程ティッシュで押さえます。

幼児ではお腹に力が入ってしまい上手く入れられない事もあります。

膝を抱え横向きに寝た姿勢で入れましょう。口で呼吸してもらうとお腹の力が抜けやすくなります。